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作品集
2000.8.13-16 3泊4日「ウッドランド武川」
ウエストリバーを出た我々はすっかり気に入った甲府をあとにして韮崎へ。お盆どまんなかだしもう走り慣れた町と言うことで高速を使わずに向かった。それでも1時間はかからないもの。途中でおいしいざるそば食べて、もう余裕、余裕。

96年と98年に1回ずつこの韮崎も来ているけれど、ぜーんぜん変わらないのよね。景色も建物も。だからなんだか「待っててくれたんだ」って思いにさせられる。「地図見なくても行けるよねーー」って安心して走っていたけど、このウッドランド武川は予想を超えて山の中。いや山の奥だった。「うわ、買い物不便そう」ってまず思う。東京から持って出た食料も野菜や肉類はそろそろ買い足さなくてはならない時期にきていたから。最後は道もえらく細いし。ちょっと不安になる。管理棟に着いたら川沿いの広いサイトをくれたけど、半分荷物降ろしたところでAC付きサイトじゃないことに気付いてサイトを変更して貰った。そしたら突然おじさんが野菜を一杯くれた。生まれてこの方みたことない太くてデッカイキュウリ(キュウリという名の瓜だろ、キミは)と、飛び上がるほど辛いししとうだったけど。AC付きは1000円高いからおまけだったみたい。

Camp場は3万3000平方メートルもある広さだがACサイトはきれいに並んで作られてちょっと残念。隣に同時に着いたキャンパーがベテランらしくあっという間にお家が出来ていくのでしばし眺めていたら、ワンタッチ傘式のテントでポンっとあけてパッと置いて汗もかかずにすましているので子供と3人感動で奇声をあげてしまった。勿論次の日、スポーツ店に物色しにいったことは言うまでもない我が家の体質。

敷地の真ん中にやぐらがあって、感じがいいなあと思ってたら2日目にぼっきり折れてしまっていた。そう言えば昨日遅くまで若い人が4人ぐらい上って話してたからかな。下にはタバコが一杯捨ててあったらしいし。楽しむのはいいけれど、ちょっと後先考えて欲しいですね。

広々しているのはいいけれどここは水回りに問題有りだった。まずシャワー。(お風呂はない)Camp場の大きさの割に数が少ないので並ぶ、並ぶ。しかも隣が使うとほとんどお湯が出ないから、シャンプー仕切れなくてまた100円追加・・・って結局時間もうんとかかる。
同じように炊事場がそうだった。1カ所に6個ぐらい栓はあるのだけれど3人以上使うともう水がちょろちょろ状態で洗い物ができませーーーーん。自然水を使ってるのでと言う説明があったけれど、そしてこのお盆の1週間ぐらいなんだろうけれどね、混むのは。でも1度これ経験すると次は行けないだろうなっていうぐらい辛いです。

良いところは管理人の奥さんがキレイ好きでお掃除がとてもまめ。なので炊事場もトイレもとってもきれい。これは女性・子供にとってうれしい事。しかし、しかし、神は何かと私に試練を与えてくる。こんな悲劇が最後の夜に待ちかまえているとは・・・。

Camp6日目でかなり疲れていた私は夜中トイレに行くとき、寝ぼけてフラフラだった。二男と一緒にトイレに行き、丁度そのまっ最中、チョロチョロっと目の前に動くものが・・・。眠い目をこする。で、出た。クモだ。天敵のクモ!!しかしこっちは動けないぞ。よく見るとすっごい変わった形。関東のクモにしたら身体が大きめで足が太短くてペタンとしてる。「ぶっさいくな奴」って思ったのが悪かった。その途端、私の右足めがけて走ってきた。やめて。こいつ読心術が出来るとは!!!!!
いや、早い。ゴキブリより早いクモは初めてだ。 右足あげてなんとかかわしたら、そのまま便器沿いに左足の方へ来た!グルグルグルグル、右上げて、左上げて、また右上げて左上げて・・・・。ああ、もう叫ぶしかない。「ヒーーーーー。やめてーーーーーー!」と声にならない声をあげる。
「ママ、どうしたのーーー」って呑気に二男が聞いてくる。心臓高鳴る恐怖のトイレ、誰に分かってもらえるだろう。
管理人さんのせいではないとわかっているけれど、 もうこのCamp場には来れるまい・・・。




まだ魚釣りは行かなかったので自宅で作って出たやきとりを焼く。もも肉のかたまりを切って、ねぎまなども作って凍らしてから持っていけば日持ちする。便利だし焼き鳥を買って行くよりうんと経済的でたくさん食べられるよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年はちょっと涼しいということでアブがめちゃくちゃ多かった。他の虫もここは多くて外に虫寄せのランプを外につるしました。

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